秋は「肺」
私がお手伝いしている知的障害者施設の利用者さん作。ちょっぴりマイペースなナイスガイ。
緻密なバランス力が光ってる!
朝晩と昼間の気温差が大きくなってきました。湿度約50%。気温30度近くは私にとっては最適です。ほどんどの人がそうですね(^^)。心地良い太陽の陽気は体を温め、最良のエネルギーになります。だから外出したくなるのでしょうね。
東洋医学では、心地良い陽気がふりそそぐ秋に、外出したり運動する事は、冬への備え、陽気のエネルギーを蓄える大切な養生と考ます。また、『肺』は秋と関わりが深い臓器と考えます。なぜなら、肺は、湿度の高い夏から、一気に空気が乾燥する秋に働きが活発になり、風邪から身体を守るからです。
そして、『肺』は、冷えから身体を守る為に、肌表の毛穴が閉じ、身体の陽気が漏れ出ないように保護します。昼間は体内の過剰な熱を発散する為に汗腺が開き発汗します。いわゆる自律神経機能の一部を担っているのです。
真夏に外出出来なかったからこそ、この秋は肌に心地良い太陽の陽気のエネルギーをしっかり浴びて、肺の働きを鍛えましょう。骨粗鬆症予防のビタミンDの補給にも役立ちますよ。